助成金について

私自身、助成金の申請等に直接の関わりを持ち始めたのは
平成24年からであるが、当時、ハローワークの助成金活用
に関するセミナーに参加した時に、大枠を知りました。

当時のハローワークのセミナー担当者からは、これまでは
実際に使用した金額の2分の1または3分の1が助成される
のが通常であったが、全額補助されるのは、今までには
なかったと云われていました。

そうなんだ。と聞きながら、それから今までに、約1億
5千万円の助成金の申請・認定・交付決定等に携わる中で
知らないと、ホント損をするな!と実感します。

助成金の申請は、なかなか慣れても手間暇が掛かるので
面倒であるのは間違いないが、コツを心得てさえいれば
返済しなくていいお金を活用できるのは、実に大きい。

助成金は、雇用関係の助成金(厚生労働省)と、研究開発
型の助成金(経済産業省)と2つに大きく分類されますが
他にも財団や民間企業の助成金など、様々あります。

雇用関係は、一事業所あたり年間500万円くらいまでで
研究開発は、一企業当たり数百万円~5,000万円くらい
まで活用できますが、

雇用関係は、要件さえ満たしていれば受給できるのに対し
研究開発型は、公募で選定されないと受給できません。
その確率は、人気によって様々です。

ちょうど私が助成金に関わり始めた平成24年、雇用関係の
助成金で、「成長分野等人材育成支援事業奨励金」という
助成金が創設され、対象者1人あたり20万円を支給する
というもので、

介護施設で、OFF-JTで教育訓練(マナー研修など)を実施
して、一事業所150人を対象に3,000万円を受給したという
ケースもあるほど、驚くほど魅力的な助成金でした。

当時、あまりに緩かった要件だった為、申し込みが殺到し
年度途中で、打ち切りが起こりました。

それ以後、段々と要件も厳しくなり、不正受給を見逃さない
という労働局側の強い姿勢を、窓口や現場視察で感じますが
適切に対応していれば、何の問題もありませんし、本来の
主旨に沿った活用など、有効に活かすことを心掛けていれば
労働局側から睨まれることもないでしょう。

平成25年、驚くほど魅力的だった助成金はなくなり、名称や
要件を変更して、「キャリアアップ助成金」が登場し、現在
も続いています。

助成金は、社会情勢や国の政策が大きく影響し、創設
したての時は、要件が緩く、段々と厳しくなる傾向を
感じます。

平成27年4月から創設された、「企業内人材育成推進
助成金」は、全業種対応で、中小企業に該当する事業主
にとっては、導入しやすく、魅力的な助成金に感じます。

年度替わりには、要件が大きく変更されることもあり
平成28年度も魅力的なままかどうかは、4月前後に
ならないと分かりませんが、2年目に突入し、広がり
を見せ始めると、要件が大きく変更されることもあり
ますが、2月現在は、まだ大丈夫な感じです。

「キャリアアップ助成金」で、愛知県においては
平成26年3月時点の申請と、翌年の同時期の申請件数
では、10倍以上の申請が翌年に起こった例もあります。

助成金は、申請主義で、先取特権の様な感じもあり
知らないと損をする、典型的な例だと思います。

頑張っている中小企業の事業主の皆さん、助成金を
有効活用できる機会を見逃さずに、大いに活用して
更なる発展につながることをお祈りいたします。





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投稿者プロフィール

ひらけゴマン
株式会社セブンクローバー 代表取締役
経営コンサルタント
事業再生アドバイザー
ファイナンシャルプランナー2級
証券外務員資格(二種)
宅地建物取引士
社会福祉主事任用資格

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